コンタクトレンズには乱視用もあるの?
コンタクトレンズには乱視用もあるの?
コンタクトレンズはメガネをかける手間やわずらわしさがなく、ファッション用としても活躍するアイテムです。
度なしや近視用のレンズは一般的に利用されていますが、乱視用のレンズも販売されているのか気になるところ。
ここでは、乱視用のコンタクトレンズについて詳しく紹介していきます。
コンタクトレンズに乱視用のものはあるの?
メガネと同じく、コンタクトレンズにも乱視用のものがあります。
乱視用のソフトコンタクトレンズは「乱視用ソフトコンタクトレンズ」または「トーリックソフトコンタクトレンズ」と呼ばれています。
乱視用のコンタクトレンズは、目のゆがみとは反対方向のゆがみを持たせたレンズを正しい向きに入れるだけで、お互いのゆがみが打ち消し合って正しいものの見え方になる仕組みです。
通常のコンタクトレンズでは目の動きやまばたきなどをすることでレンズが動いてしまいますが、乱視陽のコンタクトレンズは眼球の上でレンズが動かないように特殊なデザインが施されています。
乱視用コンタクトレンズの特徴と価格相場
普通のコンタクトレンズと比較した場合、乱視用コンタクトレンズにはどのような特徴があるのでしょうか。
価格の相場についても解説していきます。
乱視用レンズの特徴
乱視用ソフトコンタクトレンズは大きく分けて2種類に分けられます。
レンズの下部が少しずつ厚くなっており、おもりの役割をしてレンズの動きを抑制する「プリズムバラスト」と、レンズの上部・下部のみが薄くなっている「ダブルスラブオフ」があります。
どちらもおもりをかけて目の動きに耐えるという点では同じですが、プリズムバラストは乱視度数が縦に入る直乱視に、ダブルスラブオフは横方向に乱視度数が入る倒乱視に適しています。
コンタクトレンズは眼球の上でまばたきのたびに回転しますが、乱視矯正用のレンズはおもりの力で回転を抑制するので、自分の目の乱視タイプに合ったものを選ぶことで正しい位置に安定させ、ものをクリアに見ることができるのです。
乱視用レンズの価格相場
コンタクトレンズの価格相場はメーカー・性能・使用タイプなどによって変わります。主に「長期使用タイプ」と「使い捨てタイプ」に分けられ、長期使用タイプのほうが価格は安いです。
使い捨てタイプには「ワンデー(1day)」と呼ばれる1日のみの使い捨てと、2week・1monthなど比較的長期にわたって使えるものがあります。
いずれも使用環境や状況に応じて選ぶべきであり、乱視の方は必ず目の乱視タイプ・度数に合うものを探すようにしてください。
自分の目に合うレンズを選ぶ
乱視用レンズは縦乱視・倒乱視にそれぞれ対応しており、長期的に使えるものも登場しています。
必ず眼科で検査・検診を受け、自分の目に合う使いやすいレンズを選ぶようにしましょう。
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