コンタクトレンズがぼやける原因とその対策方法
コンタクトレンズがぼやける原因とその対策方法
コンタクトレンズ装用時に視界がぼやけるトラブルに悩んでいる方のために、原因や対策についてご紹介します。そのままの状態で使い続けると見えにくいだけでなくストレスにも繋がってしまうので注意しておきましょう。また、目のトラブルが関係しているケースもあるため、多少見えにくいだけだからと放置しないように気をつけなければなりません。
コンタクトレンズがぼやけるのは何が原因か
コンタクトレンズを装用した際にまるで霧がかかったかのように見えにくい状態になってしまうことがあるのですが、目がぼやける代表的な原因として次の4つが挙げられます。
汚れ
レンズに汚れが付着している場合はぼやけることがあります。例えば、きちんと手を洗わない状態でレンズを取り扱っていたり、女性の場合はファンデーションやマスカラなどの成分が目に入って汚れに繋がったりすることも多いです。花粉の多い時期は花粉がレンズに付着して汚れてしまうこともあるので注意しましょう。
乾燥
普段から目が乾燥しやすい方の場合、目の水分を蒸発させないようにまぶたから脂質が多めに分泌されるのですが、この脂質がレンズにたまるとぼやけやすくなります。特にドライアイの診断を受けている方は人よりも脂質が分泌されやすいと考えておきましょう。
目の病気
先述したドライアイのほか、角膜に細かい傷がついていたり、炎症を起こしたりしている場合もぼやけたように感じることがあります。特に痛みなども感じる場合は目の病気も疑ってみましょう。
度数が合っていない
しばらく使っているうちに視力が悪化してレンズの度数と合わなくなることがあります。また、左右の目で視力が違う場合は、右と左を間違って装用している可能性もあるので確認してみてください。
レンズ装用時に視界がぼやける時の対処方法
正しく装用しているのにぼやける場合は次のような対策を取ってみてください。
目薬を点眼する
乾燥が原因となっている可能性が高いので、コンタクトレンズ用の目薬を用法・用量に沿って点眼しましょう。特に基本的に一度装用したら捨てる時にのみ外すワンデータイプのレンズを使っている方もこの方法がおすすめです。
レンズを洗う
脂質による汚れなどは目薬だけで対応することが難しいため、一度取り外して洗浄液で洗いましょう。また、ワンデータイプ以外を使っている方は外した時に丁寧に洗ってから保存することが重要です。
治らない場合は医師に相談
状態が改善しない場合は目に傷がついていたり、何らかの病気にかかったりしている可能性も考えられるため眼科で相談しましょう。原因がはっきりするまでコンタクトレンズの装用は控えた方が良いです。
原因をつきとめて対策を
ぼやける状態のままで使い続けるのはおすすめできないので、乾燥や汚れ、目のトラブルなど原因をつきとめて対策をとりましょう。
クリアに見えるのがコンタクトレンズを使用する大きなメリットでもあるので、見えづらいようであれば本来の役割を発揮できていません。自分でできる対策を取っても変化がない場合は眼科で相談することについても考えてみてくださいね。
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